ルイヴィトンの偽物を見分けるポイント

ルイヴィトンの偽物は皆さんの想像している以上に広く出回っています。

実際に私はネットオークションやフリマアプリなどでも、品物を購入したりしていますが、そういった市場にはまだまだ大量の偽ルイヴィトンが出品されています。

まずは誰にでもルイヴィトンの真贋を見分けることができるポイントをまとめていきます。

ルイヴィトンの個体番号(シリアルナンバー)について

ルイヴィトンの正規品には必ず「6桁の個体番号(シリアルナンバー)」が記載されています。

また、これは商品を示す「製品番号(Ref.リファレンスナンバー)」とは異なります。

シリアルナンバーは全部で6桁の英数字で記載されていて

こう言った意味合いもあります、

まず「本物の品物にはどこかしらに必ず刻印がある」という特徴があります。

そのため、これがないものは偽物でほぼ確定と言って良いでしょう。

偽物にはシリアルではなく製品番号が入っているケースがある
上記で触れた通り、ルイヴィトンにはシリアルナンバーではなく「製品番号(リファレンスナンバー)」というものもあります。

リファレンスナンバーは製品に記載されることは絶対にありません。

ただ偽物にはリファレンスナンバーが記載されているケースもあるため、アルファベットの桁を確認するとすぐにわかります。

シリアルナンバーの見つけ方

ためしに写真のカードケースのシリアルナンバーを探していきたいと思います。

パッと見開いても見つかりませんが、カードポケットの裏側にありました。

このようにバッグや財布などの革製品の場合は「内ポケットなど裏面に刻印されている」ケースが多いです。

こうやって見てもよくわからないほどなので拡大すると・・・

これでやっと読み取ることができました。番号は「CA3088」となっています。

古いものだとアルファベットや数字組み合わせが異なる場合もありますが、正規品にはどこかしらに必ず刻印があります。

シリアルナンバーの読み方
少なからず例外はあるものの製造番号は「AB0123」といったように、最初の二桁がアルファベットで後の四桁が数字の計6文字で形成されています。

最初の二桁に関しては以下のように区分されます。

例えば最初の二桁が「AN」から始まる番号であれば「製造国がフランス」だということを表します。

後半の数字に関してはちょっと複雑な組み合わせですが、製造年月を表します。

4桁の数字の最初と3つ目は製造された週を表し、2つ目と4つ目で製造年を表します。

先ほどのカードケースの番号は「CA3088」となっていましたので、この場合「生産国はスペイン」で「2008年の38週目」に製造された品だということ数字から読み取れます。

シリアルが入っていない本物のレアケース
正規品でもシリアルが入っていないケースがごくわずかに存在します。

それは、正規店でリペアを行い、それによってシリアル部分が取られてしまうケースです。

例えばバッグの内側にシリアルが刻印されていても、中の革を全部張り替えたりしてしまうと、その際にシリアルは刻印されません。

そういったレアケースでのみ、シリアル無しの正規品が生まれます。新品の場合はありません。

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